【大公開】子どものサウナはNG!でも夫婦でととのう『バトンタッチサウナ』のすすめ|家族で楽しむスーパー銭湯活用術

スーパー銭湯

「週末はスーパー銭湯でゆっくりしたいな。パパもママも、大好きなサウナでリフレッシュしたい…!でも、小さい子どもがいるから無理かな…?」

日ごろ育児や仕事で心身ともに疲れがちなパパさん、ママさん。たまには夫婦そろって、サウナで汗を流し、水風呂で引き締めて、「ととのう」感覚を味わいたいですよね。

しかし、そこには大きな壁が。「そもそも、子どもってサウナに入れてもいいの?」という疑問です。

結論から申し上げます。小さいお子様を安易にサウナに入れるのは、非常に危険です。サウナの本場フィンランドのトゥルク大学の研究(Children in sauna: cardiovascular adjustment, Pediatrics, 1990)でも、子どものサウナ利用は心血管系に大きな負荷をかける可能性が示唆されています。子どもは体温調節機能が未熟で、大人と同じ感覚で利用すると脱水症状や熱中症など、深刻な事態を招きかねません。

でも、諦めるのはまだ早い!

この記事では、お子様の安全を最優先しながら、パパもママもサウナを諦めずに済む、我が家とっておき『バトンタッチサウナ』をご紹介します。この方法なら、家族みんなが笑顔で、安全にスーパー銭湯を満喫できるんです。

さあ、家族みんなで最高の休日を過ごすための新しい知識を、ここで手に入れていきましょう!

【実践編】家族みんながハッピーになる『バトンタッチサウナ』の具体的な手順

『バトンタッチサウナ』は、お子様の安全を守りつつ、パパとママがそれぞれ自分のペースでサウナを堪能するための画期的な方法です。具体的な流れを見ていきましょう。


わかりやすく図にするとこんな感じです↓

ステップ1:まず、チーム分けと時間決め

●まずは、同性チーム分けをします。パパと息子、ママと娘など。
(我が家は息子なのでパパ&息子チームと、ママチーム)

●お子様と一緒ではない方が、上がる時間を決めておきます。
(我が家ではママがお風呂&サウナでだいたい2時間後くらいとします。女性の更衣室ではドライヤー待ちになることも多いので長めに見積もります
パパが先という場合、男湯が混雑時はサウナ待ちになることもあるそうなのでそこも考慮した時間がいいですね。男女で時間がかかる箇所が違うのでお互いに考慮しましょう)

●お子様チームは、いったんゴロゴロタイム。
もう片方の親はゆっくりお風呂とサウナを楽しみととのいます。

ステップ2:お子様チームが入浴

●お子様がお風呂に入っていたい時間を考え、先に入ったほうが上がる時間とお子様が上がる時間が同じくらいになるようにお風呂に入ります。
このとき一緒の親はサウナに入らずお風呂だけ。大きなお風呂や露天風呂を楽しみながら、お子様とのコミュニケーションを満喫します。
(我が家の息子は30~40分くらいで「でる~」と言い出すので、ママが上がる30分前くらいからお風呂に入れます)

●先に入っていた方は時間通り上がり、お子様が入っている方の前で待ちます。
(息子が出てきたらすぐさまキャッチできるように目の前で待っています。)

ステップ3:お子様が上がる バトンタッチ!

●お子様が上がると言ったら、同性親も一緒に上がり更衣室でお子様の身支度を手伝い、お子様だけ出ます。

●お子様が出てきたら、前で待っていた親と合流します。
(我が家ではちゃんと合流できたか確認するために、子どもが更衣室から出てきてママを見つけたら、すぐに戻ってパパに「いたよー」と言うので、それを確認してからパパはお風呂に戻ります。)

●お子様と異性親が合流した後は、館内の休憩スペースやレストラン、キッズコーナーなどでリラックスタイム。ジュースを飲んだり、おやつを食べたり、絵本を読んだり…。スーパー銭湯の魅力を満喫します。

ステップ4:もう片方の親が、心ゆくまでサウナを満喫

●そしてお子様といっしょにお風呂に入っていた親が、いよいよ一人でサウナへ!
誰にも気兼ねすることなく、自分の好きなタイミングでサウナ、水風呂、外気浴のルーティンを心ゆくまで楽しみます。
日ごろの疲れを汗と一緒に流し、最高のととのい体験を。

サウナを堪能した親が上がってきたら、休憩していた親子と合流し、みんなで食事やゴロゴロタイムを楽しみます。この方法なら、お互いに「早く上がらなきゃ」と焦ることなく、自分の時間を確保できます。

今回ご紹介した方法は我が家ではベストな方法ですが、家族構成やお子様の年齢などにより、より良い方法は変わると思います。
それぞれのご家庭に合わせた方法を見つけてみてください。
注意点は、お子様を絶対に一人にしない、必ずどちらかの親がそばにいる状態にすることです。

そして、誰かが我慢するのではなく家族みんなが楽しくリラックスできる時間になるよう工夫してみてください。

『バトンタッチサウナ』を成功させるための知識と情報源

この素晴らしい計画を成功させるには、サウナの正しい知識や、家族で楽しめる施設の選び方が重要になります。そのために役立つ、信頼できる公式サイトを厳選してご紹介します。

1. 公益社団法人 日本サウナ・スパ協会

パパママがサウナに入る際、その効果を最大限に引き出し、安全に楽しむための「正しい知識」を得る場所です。自己流は禁物。公式が推奨する入り方をマスターして、短時間でも質の高いリフレッシュを目指しましょう。パパママの正しいサウナの入り方を学ぶ

2. 全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会(全浴連)

お子様と入るお風呂タイムでは、集団浴場での「マナー」を教える絶好の機会です。「かけ湯をする」「タオルをお湯につけない」など、日本の美しい入浴文化を伝えるための教科書として活用できます。親子で学ぶ、銭湯の基本マナー

育児や仕事でストレスを抱えるパパママにとって、サウナやお風呂がいかに心身の健康に良い影響を与えるか、医学的な観点から学べます。サウナ時間を「ただの娯楽」ではなく、「心と体を整えるための大切なメンテナンス」として捉えることができます。専門家による入浴の健康効果を学ぶ

3. 温泉療法専門医 関連ページ

育児や仕事でストレスを抱えるパパママにとって、サウナやお風呂がいかに心身の健康に良い影響を与えるか、医学的な観点から学べます。サウナ時間を「ただの娯楽」ではなく、「心と体を整えるための大切なメンテナンス」として捉えることができます。専門家による入浴の健康効果を学ぶ

子どもの「安全」を確保するための公式サイト

『バトンタッチサウナ』の絶対条件は、お子様の安全が完璧に確保されていること。
国の機関が発信する情報を知っておくことで、保護者としての判断基準が明確になり、より安心して施設を利用できます。

4. 厚生労働省|公衆浴場法概要

お子様が過ごすスーパー銭湯が、衛生面や安全面でどのような法律に守られているかを知ることができます。「国が定めた厳しい基準をクリアした施設なんだ」と知ることは、親にとって大きな安心材料になります。施設の安全基準について知っておく

5. 消費者庁|お風呂場での事故に注意!

子どもの事故予防に関する、最も信頼できる情報源です。浴室での転倒防止や、水分補給の重要性など、サウナ利用以前に、子どもの入浴全般に関する普遍的な安全知識をここで再確認しておきましょう。子どもの事故防止情報を確認する

交代浴に最適な「スーパー銭湯」を見つけるためのサイト

『バトンタッチサウナ』を成功させるには、お風呂やサウナ以外の「休憩スペース」が充実しているかが非常に重要です。お子様が待っている時間も楽しく過ごせる施設を選びましょう。

6. 子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」

「キッズスペースあり」「食事が美味しい」など、子連れファミリーのリアルな口コミが満載。交代浴の待機時間に子どもが退屈しない、最高のスーパー銭湯を見つけるための最強ツールです。「いこーよ」で家族向け施設を探す

7.レジャー・遊び体験予約サイト「アソビュー」

全国のスーパー銭湯・健康ランドがお得に利用できる。当日買えてスマホで入場できる 電子チケットにより、チケット施設の入場もスムースです。温浴施設が人気! 土日のお出かけついでに人気なのが、日帰り温浴施設。当日購入して利用も出来ます。
「アソビュー」でスーパー銭湯を探す

まとめ:『夫婦交代サウナ』で、家族みんなの笑顔の休日を!

「子どもが小さいから、夫婦でサウナは諦める」…そんな時代はもう終わりです。

お子様の安全を第一に考え、「小さな子どもはサウナに入れない」という鉄則を守ること。そして、夫婦で協力して時間を捻出する『バトンタッチサウナ』を実践すること。この2つを徹底すれば、家族全員が満足できる最高の休日が待っています。

パパとママがサウナで心身ともにリフレッシュすれば、その後の育児にもきっと良い影響があるはず。お子様にとっても、親の笑顔が一番の栄養です。

さあ、今回ご紹介した知識と情報源を活用して、安全で、賢く、そして楽しい、新しい家族の休日の過ごし方を計画してみてくださいね!

コメント