スーパー銭湯の持ち物リスト【女性向け完全版】

スーパー銭湯 持ち物【女性向け完全版】 スーパー銭湯

女性がスーパー銭湯へ行く際の持ち物について、特に初めてのときは何が必要か分からず不安になりますよね。日々の疲れを癒し、心からリラックスするために訪れるスーパー銭湯。その時間を最高のものにするためには、実はほんの少しの準備が鍵を握ります。

最近の施設は驚くほどアメニティが充実していますが、自分に合ったタオルやこだわりのスキンケア用品、あると便利なスパバッグや濡れても安心なスプリングヘアゴムなど、事前に持ち物リストで確認しておけば「あれを持ってくればよかった!」という失敗や後悔がありません。

この記事では、スーパー銭湯を心ゆくまで満喫するために、女性ならではの視点で選び抜いた持ち物を徹底解説します。また、リラックスタイムを左右する服装のポイントや、子連れで楽しむ場合の準備についても詳しくご紹介しますので、ぜひお出かけ前の参考にしてください。

この記事で分かること

  • スーパー銭湯に必須の基本的な持ち物
  • アメニティやタオルの有無と賢い選び方
  • あると便利な快適グッズと服装のポイント
  • 子連れで利用する際に役立つアイテム

スーパー銭湯の持ち物【女性の基本編】

スーパー銭湯の持ち物【女性の基本編】

まずは、スーパー銭湯へ行く際に「これさえ押さえとけば大丈夫」という基本的な持ち物について解説します。最低限必要なものから、準備しておくと格段に快適になるアイテムまで、分かりやすく丁寧にご紹介します。

  • 初めてでも安心!基本の持ち物
  • 充実したアメニティをチェック
  • 必須アイテムの持ち物リスト
  • 浴室にはメッシュのスパバッグが便利
  • 濡れないスプリングヘアゴムがおすすめ

初めてでも安心!基本の持ち物

スーパー銭湯は、究極的には「手ぶら」でも楽しめるよう設計されている施設がほとんどです。そのため、本当に最低限の持ち物さえあれば、入浴に困ることはまずありません。

【本当に最低限必要なもの】

  • お金(入館料、ロッカー代、飲食代など): 特に100円硬貨は、返却式ロッカーで使用することが多いため、数枚用意しておくと非常にスムーズです。
  • 替えの下着: 湯上がりに清潔な下着に着替えるだけで、爽快感が全く異なります。これだけは忘れたくない最重要アイテムの一つです。

しかし、これはあくまで「入浴できる」という最低ラインの話です。初めて利用する方や、せっかくの時間をより快適に、心からリラックスして過ごしたいと考えるのであれば、いくつかのアイテムを追加で準備することをおすすめします。

特に、メイクをしている女性にとって「クレンジング(メイク落とし)」と「洗顔フォーム」は、ほぼ必須の持ち物と言えるでしょう。多くの施設ではシャンプーやボディソープは備え付けられていますが、メイク落としまで常備されているケースは非常に稀だからです。お風呂の蒸気で毛穴が開いた状態でメイクをしたままでいると、肌トラブルの原因にもなりかねませんし、湯船を汚さないためのマナーでもあります。

したがって、基本的な持ち物としては「お金(小銭含む)」「替えの下着」「クレンジング・洗顔フォーム」の3点を押さえておけば、大きな失敗はないでしょう。これらをベースに、ご自身の美容習慣や好みに合わせて必要なものを加えていくのが、賢い準備の方法と考えられます。

充実したアメニティをチェック

最近のスーパー銭湯は、他施設との差別化を図るためアメニティの充実に非常に力を入れています。そのため、訪れる前に施設の公式ウェブサイトでアメニティ情報を確認することは、荷物を減らし、滞在をより楽しむための重要なステップです。

標準的な備え付けアメニティ

ほとんど全てのスーパー銭湯の洗い場には、以下の3点が基本的な設備として備え付けられています。これらは持参しなくても体を清潔にすることに困ることはありません。

  • シャンプー
  • コンディショナー(またはリンス)
  • ボディソープ

近年の傾向とパウダールームの進化

新しい施設や、特に女性客の満足度向上を目指している施設では、脱衣所に併設されたパウダールームのアメニティが驚くほど充実している傾向にあります。

例えば、化粧水や乳液といった基礎化粧品はもちろんのこと、綿棒、ヘアブラシ、コットンなどが自由に使えるよう設置されています。さらに、ドライヤーも単に乾かすだけでなく、Refa(リファ)やDyson(ダイソン)といった高機能な美容ドライヤーやヘアアイロンが置かれていることも珍しくなく、まるで美容サロンのような体験ができます。

ただし、これらのアメニティの有無や質は、施設によって天と地ほどの差があるのが実情です。歴史ある施設や、低価格を売りにしている施設では、スキンケア用品が一切置かれていないこともあります。

【Point】公式サイトの事前チェックが荷物を減らす鍵!

「この化粧水があるなら持っていかなくていいな」「ドライヤーが高機能だからヘアオイルだけ持っていこう」といった判断が可能になります。訪問前に数分ウェブサイトを見るだけで、荷物の中身を最適化できます。

アメニティ有無の比較表

アイテム 多くの施設で利用可能 施設による/無いことが多い 特記事項
シャンプー類 有名ブランド品を置く施設も増えています
ボディソープ
ドライヤー 高機能ドライヤーの有無は大きな差があります
化粧水・乳液 有無の差が最も大きいアイテムの一つです
クレンジング 常設されていることは稀です
洗顔フォーム クレンジング同様、無い場合がほとんどです
ヘアブラシ・綿棒 比較的新しい施設にはあることが多いです

このように、どこまでが無料で提供されているかを知ることで、無駄な荷物を減らし、よりスマートにスーパー銭湯を満喫できるのです。

必須アイテムの持ち物リスト

施設の充実したアメニティを最大限に活用しつつ、自分だけの「快適」をプラスするために。ここでは、女性向けの必須アイテムを具体的な理由と共にリストアップします。これらを準備しておけば、どんなスーパー銭湯でも安心して過ごせるはずです。

浴室で使うもの

  • クレンジング・洗顔フォーム 前述の通り、施設に無いことが多いため、メイクをしている方は必ず持参しましょう。肌をリセットし、温泉やサウナの効果を高めるための第一歩です。
  • お気に入りのシャンプー・トリートメント類 備え付けのものではなく、普段使い慣れたものを使いたい方は、ミニボトルや1回使い切りのサシェ(試供品)で持っていくと良いでしょう。特に髪質にこだわりがある方や、ダメージが気になる方には強く推奨します。
  • ボディタオル・スポンジ 体を洗うためのタオルも、多くの施設では備え付けがありません。ナイロンタオルや泡立ちの良いスポンジなど、好みのものを持参するとバスタイムの満足度が上がります。

湯上がりに使うもの

  • 基礎化粧品(化粧水・乳液など) 施設に無い場合や、肌が敏感な方に備えて、ミニサイズやトライアルセットを持っていくと安心です。湯上がりの肌は吸収率が高まっている反面、乾燥しやすいため、迅速な保湿ケアが美肌を保つ鍵となります。
  • 替えの下着・靴下 清潔な下着や靴下に履き替えるだけで、湯上がりの爽快感と清潔感が格段にアップします。リラックスした気分を維持するためにも、忘れずに準備しましょう。
  • ヘアオイル・洗い流さないトリートメント たとえ高機能なドライヤーがあっても、その熱から髪を守るケアは大切です。お気に入りのヘアケア用品で髪の潤いを閉じ込め、しっとりとした仕上がりを保ちましょう。
  • ボディクリーム・ローション 全身の保湿も忘れずに行いましょう。特に乾燥が気になる季節には、保湿力の高いクリームを持参すると、翌日の肌のしっとり感が違います。

その他

  • 現金(特に100円硬貨) 脱衣所のロッカーで100円硬貨が必要な(多くは使用後に返却される)場合があります。また、湯上がりの一杯を楽しむために自動販売機を利用する際にも、小銭があると非常にスムーズです。
  • ビニール袋 濡れたタオルや使用済みのボディタオル、着替えた下着などを入れるために、大小数枚あると何かと役立ちます。中身が見えにくい色の袋だと、さらに安心感があります。

浴室にはメッシュのスパバッグが便利

シャンプー、クレンジング、ボディタオルといった浴室で使う小物を持ち運ぶ際には、スパバッグの活用が非常に便利です。数ある種類の中でも、特に通気性と速乾性に優れたメッシュ素材のバッグが最適です。

ビニール製のポーチも一見すると水に強くて良さそうですが、一度中に水が入ると乾きにくく、湿気がこもりがちです。これが原因で、雑菌が繁殖し不衛生な状態になってしまうことも考えられます。その点、メッシュ製のスパバッグであれば、全体が網状になっているため水はけが抜群です。使用後に軽く振るだけで水滴が切れ、掛けておけばすぐに乾くため、常に衛生的に使い続けることができます。

メッシュスパバッグのメリット

  • 速乾性と通気性: 濡れてもすぐに乾き、カビや雑菌の繁殖を防ぎます。
  • 軽量でコンパクト: 柔らかい素材なので、使わないときは小さく折りたたんで収納できます。
  • 中身の視認性: 何がどこにあるか一目で分かり、必要なものをすぐに取り出せます。
  • 持ち運びの容易さ: 全てのバスグッズを一つにまとめて持ち運べるため、ロッカーと洗い場の往復が一度で済みます。

多くのスーパー銭湯では、洗い場の壁際や浴槽の近くに、シャンプーボトルなどを置ける専用の棚が設置されています。スパバッグごとその棚に置けば、自分のアイテムが散らばることなく、スマートに利用可能です。

100円ショップや無印良品、雑貨店などで手軽に、様々なサイズやデザインのものが入手できます。一つ用意しておくと、スーパー銭湯だけでなく、温泉旅行やジム、サウナなど、様々な「お風呂時間」で長く活躍してくれる頼もしいアイテムです。

おすすめメッシュバッグはこちらの記事に↓

濡れないスプリングヘアゴムがおすすめ

髪が長い女性にとって、入浴時に髪をしっかりとまとめるヘアゴムは、快適さとマナーの両面から欠かせない必需品です。ここで特におすすめしたいのが、電話線のようなユニークな形状をした、樹脂製のスプリングヘアゴムです。

このアイテムがなぜスーパー銭湯で重宝されるのか、その理由は「濡れない」という一点に集約されます。

一般的な布製やパイル地のヘアゴムは、お風呂の湿気やシャワーのお湯で一度濡れてしまうと、なかなか乾きません。その結果、湯上がりに髪をほどいた後、冷たく湿ったゴムを再び使うことになり、せっかく温まったのに不快な思いをすることがあります。また、濡れたまま腕にはめておくのも気持ちの良いものではありません。

一方で、スプリングヘアゴムは水分を一切吸収しない樹脂でできています。もし濡れてしまっても、タオルで軽く拭くだけで瞬時に水気を取ることが可能です。

【活用術】入館したら、まず付け替え!

スーパー銭湯に到着し、更衣室で着替えるタイミングで、普段使っているヘアゴムからスプリングヘアゴムに付け替えてしまいましょう。こうすることで、入浴中はもちろんのこと、湯上がりに髪を結び直す際も、帰る際も、常に乾いた状態で快適に過ごせます。この小さな一手間が、リラックスタイムの質を大きく向上させます。

さらに、スプリングヘアゴムには「髪に跡がつきにくい」「しっかりとホールドしてくれる」といった嬉しいメリットもあります。お風呂上がりのリラックスした髪型を崩さず、それでいてバラバラと髪が落ちてくるストレスもない。まさに、スーパー銭湯で過ごす時間を、細部に至るまで快適にしてくれる便利なアイテムなのです。

スーパー銭湯で役立つ持ち物【女性応用編】

スーパー銭湯で役立つ持ち物【女性応用編】

基本の持ち物を押さえたら、次はあなたのスーパー銭湯での過ごし方を、さらに豊かで快適なものにするための応用編です。ここでは、タオルの選び方からスキンケア戦略、リラックスできる服装、そしてお子様連れの際に役立つアイテムまで、一歩進んだ情報をご紹介します。

  • タオルはレンタル?持参する?
  • スキンケア用品は持っていくべき?
  • リラックスできる服装で行こう
  • 子連れであると便利なアイテム
  • スーパー銭湯は女性の持ち物次第でより快適に

タオルはレンタル?持参する?

スーパー銭湯でのタオルの扱いは、施設によって大きく異なり、多くの人が最初に悩むポイントかもしれません。「持参」するか「レンタル」するかは、あなたのその日の気分や荷物の量、そして何を優先するかによって決めるのが良いでしょう。

タオルの料金体系は、主に以下の2パターンに分かれます。

  1. 入館料にタオルセットが含まれているパターン: この場合、フェイスタオルとバスタオルが料金内で提供されるため、完全に手ぶらで利用できます。比較的新しい施設や、料金設定がやや高めの施設に多いです。
  2. 入館料とは別途、レンタル・販売するパターン: 入館料を抑えている施設に多く、タオルが必要な場合は受付で200円~400円程度の追加料金を支払ってレンタルします。

この選択は、単なる費用の問題だけではありません。「荷物を軽くして、洗濯の手間から解放されたい」という手軽さを最優先するなら、レンタルが最適です。特に仕事帰りや予定のついでに立ち寄る際には、その恩恵を強く感じるでしょう。

一方で、「毎日使うものだからこそ、肌触りにはこだわりたい」「少しでも費用を節約したい」という方は、使い慣れたお気に入りのタオルを持参するのが満足度を高める秘訣です。もし持参する場合は、一般的な綿のタオルはかさばり、濡れると重くなるため、吸水性と速乾性に優れた「MOKU」のような薄手のタオルや、スポーツ用のマイクロファイバータオルを選ぶと、持ち帰りの負担を大幅に軽減できます。

「持参」 vs 「レンタル」徹底比較

メリット デメリット・注意点 こんな人におすすめ
持参する ・追加料金がかからず経済的
・使い慣れた安心の肌触り
・荷物がかさばり、重くなる
・濡れたタオルを持ち帰る手間と洗濯が必要
・費用を節約したい人
・タオルの肌触りや素材にこだわりたい人
レンタルする ・荷物が圧倒的に少なく、身軽
・濡れ物を持ち帰る必要がない
・追加料金が発生する
・タオルの質感が好みと合わない可能性
・手軽さや利便性を最優先したい人
・予定のついでに立ち寄りたい人

どちらの選択肢にも良い点があります。あなたのその日のプランに合わせて、最適なスタイルを選んでみてください。

MOKUタオルはワンポイントの刺繍がかわいい!どれにするか迷いますね!

息子が生まれた時に買ったガーゼバスタオルですが、薄いのに吸水力があって今でも活躍してます!

スキンケア用品は持っていくべき?

湯上がりの肌は、一年で最も無防備でデリケートな状態にあると言っても過言ではありません。血行が促進され、毛穴が開き、美容成分の吸収率が高まる「ゴールデンタイム」であると同時に、肌の水分が急激に蒸発しやすい状態でもあります。この大切な時間にどのようなケアをするかで、翌日の肌のコンディションは大きく変わります。

スーパー銭湯のパウダールームにスキンケア用品が備え付けられているかは、前述の通り施設による差が最も大きい部分です。そのため、ご自身の肌に合ったスキンケア用品を持参するのが、最も確実で安心な方法です。特に、肌が敏感な方や、普段から決まった製品でなければ肌荒れしやすい方は、必ず持参することをおすすめします。

荷物をコンパクトにするためのスキンケアアイテム術

  • ミニボトル・詰め替え容器: 普段使っている化粧水や乳液を、100円ショップなどで手に入る小さな容器に移し替えるのが王道です。何種類か持っていく場合は、ラベルを貼って中身を分かりやすくしておきましょう。
  • トライアルセット: 各化粧品メーカーから販売されている旅行用の小さなセットは、まさにこのような場面で大活躍します。お気に入りのブランドのものがあれば、一つ常備しておくと便利です。
  • オールインワンジェル: 化粧水、乳液、美容液などの機能が一つにまとまった製品なら、スキンケアがワンステップで完了します。アイテム数を劇的に減らせるため、荷物を最小限にしたい方に最適です。
  • シートマスク(フェイスパック): これ一つで化粧水と美容液の役割を果たしてくれます。湯上がりの火照った肌を鎮静させながら保湿でき、パックをしている間に髪を乾かせるので、時短とスペシャルケアを両立できる優れたアイテムです。

せっかく大きなお風呂でリラックスしたのですから、その効果を最大限に引き出すためにも、湯上がりの保湿ケアは丁寧に行いましょう。最低限の保湿ができるアイテムを一つでもポーチに忍ばせておくだけで、安心感が大きく違います。

リラックスできる服装で行こう

スーパー銭湯で心身ともに解放された後、その心地よい感覚を自宅まで持ち帰るためには、帰りの服装選びが非常に重要な役割を果たします。体を締め付けるジーンズやタイトなトップスは、せっかくほぐれた体を再び緊張させてしまいかねません。湯上がりの服装は、「解放感」と「着替えやすさ」をテーマに選びましょう。

おすすめの服装

  • ワンピース: 一枚でコーディネートが完成し、体を締め付ける部分がほとんどないため、最もおすすめのアイテムです。特に、ウエストを絞らないAラインやテントラインのシルエットは、着替えも一瞬で済み、究極のリラックスウェアと言えます。
  • ワイドパンツやロングスカート: 足さばきが良く、動きやすいスタイルです。ウエストがゴム仕様のものや、ドローストリングで調節できるタイプを選ぶと、湯上がりの体に優しくフィットします。
  • オーバーサイズのトップス: Tシャツやスウェット、チュニックなど、体のラインを拾わないゆったりしたシルエットのものは、肌との間に空間が生まれるため、熱がこもらず快適に過ごせます。

洋服だけでなく、下着も締めつけ感が無いものがあると、お風呂上がりのリラックス度が上がります!私はアンダーの締付けが苦手なのでこのソフトブラが楽ちんでお気に入りです。

あると便利な羽織ものと靴下

スーパー銭湯の館内は、湯船やサウナから出た直後には心地よく感じられる快適な温度に保たれています。しかし、休憩スペースで漫画を読んだり、リクライニングチェアでくつろいだりして長時間過ごしていると、状況は少し変わってきます。温まった体の熱が徐々に落ち着き、汗が引いてくると、特に冷房が効いている夏場などは、じんわりとした肌寒さを感じることが少なくありません。

これは、入浴によって拡張した血管が平常に戻る過程で起こる自然な体の反応です。特に、末端冷え性の方にとっては、この温度変化がリラックスを妨げる原因にもなり得ます。

せっかく体の芯から温まったのですから、その心地よさを最後まで維持したいものです。そのため、「さっと羽織れるもの」と「足元を温める靴下」は、スーパー銭湯での滞在時間を最高に快適なものへと引き上げる、隠れた名脇役と言えるでしょう。

どんな羽織ものがおすすめ?

湯上がりの体にまとう羽織ものは、着脱のしやすさが最も大切なポイントです。頭から被るプルオーバータイプは、髪が乱れたり、着替える際に億劫に感じたりすることがあるため、前開きのものが適しています。

  • ジップアップ式のパーカー カジュアルで最も手軽な選択肢です。さっと羽織れて、少し暑く感じたらジッパーを開けて温度調節できる手軽さが魅力。コットンスウェットやパイル地など、肌触りの良い素材を選ぶと、よりリラックス感が高まります。
  • 前開きのカーディガン パーカーよりも少し落ち着いた印象を与えます。特にロングカーディガンは、気になる腰回りやお尻をカバーしてくれるため、館内着がシンプルなデザインの場合でも安心して過ごせるという利点があります。薄手のコットンニットやワッフル素材のものは、軽くてかさばらないため持ち運びにも便利です。
  • 大判のストールやショール 一枚あると非常に重宝するアイテムです。肩から羽織れば上半身の冷えを防ぎ、膝にかければブランケット代わりにもなります。使わないときはコンパクトにたためるため、荷物を増やしたくない方にもおすすめです。素材によってはファッションのアクセントにもなり、おしゃれ心も満たしてくれます。

足元の冷え対策は万全に

「冷えは足元から」と言われるように、足首や足先が冷えると体全体の血流が悪くなり、せっかく温まった体も冷えやすくなります。清潔な靴下を一足持参するだけで、この問題を効果的に防ぐことが可能です。

フローリングや畳の休憩スペースでは、素足でいると床からの冷気が直接伝わってきます。靴下を履くことで、この冷気を遮断し、足元の快適さを保つことができます。特に、足首を温めると全身の血行が促進されやすいため、くるぶし丈よりも少し長めの靴下が良いでしょう。リラックスできるよう、締め付けの少ないゆったりとしたタイプが適しています。

【季節に合わせた選び方のポイント】

夏場や温暖な季節
この時期の肌寒さは、主に冷房によるものです。そのため、保温性よりも「冷たい風を防ぐ」ことを意識した素材選びが鍵となります。 リネン(麻)混のシャツやカーディガン、薄手のガーゼ素材のものは、通気性が良く熱がこもらない一方で、冷房の風を優しく遮ってくれます。吸湿速乾性に優れた素材であれば、万が一汗をかいてもすぐに乾き、快適な状態を保てるでしょう。

冬場や肌寒い季節
冬場は館内も暖房が効いていますが、それでも窓際や広いスペースでは寒さを感じることがあります。 内側はコットンなどの肌触りが良く吸湿性のある素材で、その上にフリースや薄手のニットを重ね着するのがおすすめです。裏起毛のスウェットパンツや、ウール混の暖かい靴下なども快適な滞在を助けます。特に、屋外の外気浴スペースに出る可能性がある場合は、しっかりとした防寒対策が欠かせません。

このように、羽織ものと靴下を一枚ずつバッグに忍ばせておくだけで、温度変化に柔軟に対応できるようになります。それは、単なる寒さ対策以上の意味を持ちます。自分の体をいたわり、常に「快適」な状態を保つという小さな配慮が、スーパー銭-湯での体験を、日常から完全に解放された、より完璧な癒やしの時間へと昇華させてくれるのです。

私はすんごい冷え性なのでこの「冷え取り靴下」を愛用しています↓
薄手のシルクのソックスの上にふんわりした綿の靴下を重ね履き。締めつけ感もムレ感もなくサラサラ快適です。

子連れであると便利なアイテム

子連れであると便利なアイテム

お子様と一緒にスーパー銭湯を楽しむ時間は、家族にとって素晴らしい思い出になります。しかし、大人だけの時とは少し違った準備をしておくと、親子共々ストレスなく、より快適に過ごせるようになります。「あってよかった!」と感じる便利なアイテムをご紹介します。

お風呂上がりに役立つアイテム

  • 子ども用のバスローブやフード付きタオル 小さなお子様は、体を拭くよりも先に脱衣所を走り回ってしまうことがよくあります。そんな時、さっと羽織らせることができるバスローブや、頭からすっぽり被せられるフード付きタオルがあれば、湯冷めの心配をせずに済み、親も落ち着いて自分の支度ができます。
  • 吸水ヘアキャップ ドライヤーの大きな音や熱風を嫌がるお子様は少なくありません。濡れた髪のままでいると風邪をひかないか心配になりますが、吸水性の高いヘアキャップを被せておけば、髪からの水滴が垂れるのを防ぎ、自然乾燥を助けてくれます。パウダールームでの親子バトルを回避できる、平和のためのアイテムです。

館内で過ごすためのアイテム

  • 子もど用のゆったりした服 施設でレンタルできる館内着は、お子様の体格によってはサイズが合わず、大きすぎたり動きにくかったりすることがあります。お子様自身がリラックスできるよう、普段から着慣れている動きやすい部屋着(スウェットやTシャツなど)を一枚持参すると安心です。
  • イヤホンやヘッドホン 休憩スペースでタブレットで動画を見たり、携帯ゲーム機で遊んだりする場合、周りの静かに過ごしたい方への配慮としてイヤホンは必須のマナーアイテムです。
  • おくるみや薄手のブランケット 小さなお子様がお昼寝をしてしまった際に、かけてあげられるお気に入りのブランケットがあると重宝します。館内の冷房が少し肌寒いと感じた時にもさっと使え、子供に安心感を与えます。
  • 静かに遊べるおもちゃや絵本 長時間滞在する場合、お子様が飽きてしまわないよう、音の出ないお気に入りのおもちゃや絵本をいくつか持っていくと、休憩時間を親子で穏やかに過ごせます。

これらのアイテムを準備しておくことで、お子様もご機嫌に過ごせ、親も余計な心配をせずに、心からリラックスした時間を満喫できるようになります。

我が家の持ち物

子連れアイテム

我が家の息子くんは、お風呂上がりのごろごろタイムに動画を見たりゲームをしたりしてますが、その時、周りに迷惑がかからないようにイヤホンを付けてます。
以前は子ども用ヘッドホンを使っていましたが、親が気づかないうちに大音量にしていることもあり心配だったので、私が自分用に購入したオープン型イヤホンEarFunClipを息子(小1標準体型)に着けてみると、ちゃんと装着できて音もちゃんと聞こえるということで親子兼用になりました!
動画とゲームの時間は制限を設けているので時間になったら、一緒にパズルをしたり、キッズコーナーで遊んだりして過ごしてます★

ヘアキャップはこれがお気に入りです↓

スーパー銭湯は女性の持ち物次第でより快適に

  • スーパー銭湯は手ぶらでも行けるが少しの準備で快適さが向上する
  • 必須アイテムはクレンジング・洗顔フォームと替えの下着
  • シャンプーやボディソープはほとんどの施設に備え付けられている
  • アメニティの詳細は施設の公式サイトで事前に確認するのがおすすめ
  • スキンケア用品は無い施設も多いため持参するのが最も安心
  • 荷物を減らすにはミニボトルやトライアルセットを活用する
  • 浴室への持ち込みには通気性の良いメッシュのスパバッグが衛生的
  • 髪が長い女性は濡れても乾きやすいスプリングヘアゴムが便利
  • タオルは荷物を減らしたいならレンタル、費用を抑えたいなら持参
  • 帰りの服装は体を締め付けないワンピースやワイドパンツが最適
  • 冷え性の方は薄手の羽織ものや靴下があると館内で安心
  • ロッカー代や自販機用に100円玉などの小銭を準備しておくとスムーズ
  • 濡れたものを入れるビニール袋も数枚あると役立つ
  • 子連れの場合はフード付きタオルやヘアキャップが湯冷め防止に便利
  • 子ども用の館内着が合わない場合に備えリラックスできる服を持参すると良い

子連れで行けるスーパー銭湯はこちら!簡単に絞り込み検索できますよ↓

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